民主党島根県連「2014新春の集い」

2月1日土曜日の朝、都内で行われた通建連合の役員研修セミナーに参加した後、羽田空港から出雲空港へ飛んで、連絡バスで松江へ。午後3時から松江市内で開催された、民主党島根県連の「2014新春の集い」に参加しました。

新春の集いには、党本部から海江田代表も参加。冒頭、党を代表して挨拶に立たれ、現在の国政の状況、とりわけ安倍政権の乱暴な政権運営や、今後の民主党としての取り組みなど、決意と抱負を述べられました。

私も、乾杯の後に挨拶に立たせて頂いて、(1)島根を元気にすること、地方を元気にすることが日本再生のカギであること、(2)そのためにも地方の雇用、暮らしを立て直していくことが必須であり、雇用規制の緩和や社会保障の切り捨てには断固、対峙していく必要があること、(3)そのためにも、民主党の再生・再建を何としても進めて行かなければならないことを今年にかける決意として申し上げました。

会場には、多くの民主党支援者の皆さんが参加して下さっていました。「頑張れ!」という激励が大変ありがたかったです。多くの皆さんが期待してくれています。そのご期待に応えていかなければいけません。

ところで、ちょうどタイミングのいいことに、母校、中央大学のOB会組織、中大学員会(白門会)の松江支部が、この日の夜、市内で新春の集いを開催されたので、私も何年か振りに参加することができました。昭和30年代に卒業された大先輩から平成11年に卒業した後輩まで、多くの方々が参加をされていて、こちらでも皆さんから激励の言葉をかけていただきました。ありがたいことですね。これからもこういう人の繋がりを大事にしていきたいと思います。

最後に・・・

出雲空港に到着したときに、出口で島根県のゆるキャラ「しまねっこ」が出迎えてくれました。いや、手向かえたのは私の後ろから出てきた団体さんだったようですが(笑)、動くしまねっこを見たのは初めてだったので、嬉しくなってついパチリ。ぜひ、ゆるキャラ人気投票ではしまねっこへのご支援をお願いします!

通建連合第10回学習会にて

ついこないだ「明けましておめでとう!」って言ってたと思ったら、もう2月になってしまいました。子どもの頃、「1月は行く、2月は逃げる、3月は去る」って言いながら、1年のうちで3学期が終わるのが一番早いと喜んでいた(=あまり勉強しなくていいから・・・笑)のを思い出します。

さて、その2月に入って最初の日に、通建連合の第10回学習会(役員育成セミナー)にお招きを頂いて、国政報告をさせていただきました。約1時間の講演だったのですが、この学習会のテーマの一つに「男女平等問題(マタニティーハラスメント)」が挙げられていたので、私も国政の現状について報告しながら、特に女性の雇用・労働問題に力点を置いて、行うべき雇用改革についての考えを皆さんにお話しました。

特に冒頭、私のこれまでの経験から、海外でいかに女性が男性と同じように活躍をしているか、そしてそれはどういう要因に基づくものなのか、という点について具体例を交えてお話しました。なかなか皆さん、海外で女性が実際にどのように働いているのかは分からないと思うので、今後の政策づくりに参考にしていただけたのではないかと思います。

そしていつものように、会場を歩き回りながら突然、マイクを向けて意見を求めるわけですが、皆さんどぎまぎしながらもしっかりと回答してくれました。特に、今回は女性参加者が大勢参加してくれていたのですが、皆さんご自分の意見を出してくれて、ありがたかったです。

参加者の皆さんは、学習会終了後、国会見学へ(伊藤秘書による事務所だよりを参照して下さい)。私も本当はご一緒したかったのですが、島根行きのためにすぐ羽田空港へ向かわなければならなかったので、残念ながら会場でお別れ。次の機会にはぜひご一緒しましょう!

労働者派遣法改正の建議(答申)が決定・・・してしまいました

すでに速報で伝えられていますが、今日、労働者派遣法の改正を議論してきた「労働政策審議会」が報告書をまとめ、田村憲久厚労相に建議(答申)を行ったようです。

残念ながら、概ね、心配していた内容での答申となってしまったようです・・・。概要はこちらで:

ニュースでは、「最後に労働側が折れた」と伝えられていますが、労働側代表たちは最後の最後まで抵抗して頑張ったことと思います。ただ、公益側と使用者側がタッグを組んで抜本改正を迫る中、労政審における公労使の意志決定メカニズムを守る意味で最後には判断せざるを得なかったものと思います。

それにしても・・・

大変心配な内容と言わざるを得ません。正直、これで正社員から派遣労働者への雇用シフトがかつてない規模で発生するのではないかと懸念します。これから建議に基づく法案化作業が進んでいくわけですが、民主党としても内容をしっかりと精査し、さらなる雇用破壊や派遣労働の濫用を防ぐ観点で対応を図っていきたいと思います。

超特急往復で岡山へ行ってきました!

今日は、午後3時の飛行機で岡山へ。市内で5時から開催された、NTT労組岡山分会「政治学習会」で約1時間、講演をさせていただきました。

今日は、講演を終えてすぐにまた東京に戻らなければいけなかったので、かなり急ぎ足でのお話になってしまいました。それでも皆さん、大変熱心に耳を傾けて下さって、本当に有り難かったです。次に機会をいただいた時には、もう少しじっくりと、中身を掘り下げてお話したいですね。

お世話になった岡山の皆さん、ありがとうございました〜!

 

参議院で代表質問始まる!

今日から、参議院で安倍総理の施政方針演説に対する代表質問が始まりました。


(演壇に立つ神本議員。民主党HPより)

初日の今日は、民主党の神本美恵子議員がトップバッターで登壇。神本議員は(1)東日本大震災被災地の現状認識と復興の具体策、(2)特定秘密保護法への国民の不安に対する回答、(3)総理の靖国参拝などで海外から高まる批判と日中・日韓首脳会談実現への取り組み、(4)中東・アフリカ外交の目的、(5)人口減少の影響への認識と対策、(6)全国学力テストや教育委員会制度改革など文教政策に関する姿勢、(7)雇用規制緩和による雇用環境悪化への懸念にどう答えるか、などについて政府の方針を質しました。

われわれ野党席が大いに盛り上がった(ヤジと怒号で)のが、日韓関係に関して安倍総理が「ダボス会議でパク・クネ大統領の講演を聞きに行き、会場でユン・ビョンセ外相など韓国政府幹部とあいさつし握手をした」「私の方からは韓国に積極的に働きかけている….私の対話のドアはつねにオープンであり、両国にも同様の態度を求めたい」と答弁したとき。自らの言動が対話のドアを閉ざしていることには一切反省なく、それでドアを開けて入ってこないのは相手が悪いと言わんばかり。

衆議院の代表質問では、連立を組む公明党の井上幹事長までが「(中国や韓国との関係について)現下のこう着状態から脱却するため、『対話のドアは開かれている』という状態から一歩踏み出し、わが国からも具体的なアクションを起こすことが必要だ」と指摘しています。当然ですね。

また、今日の答弁で、靖国参拝問題に関する部分で突然、安倍総理の答弁が超早口になり、しかも小声でボソボソと弁解めいた内容の部分を一気に読み上げてしまう場面も。まったく異例かつ国会を馬鹿にしたような答弁なのですが、「聞こえないぞ〜!」という議場からのヤジに答えて「静かにすれば聞こえるはず」と開き直った安倍総理なのでした。

さて、参議院では明日、代表質問2日目が終日、行われます。民主党は、午後に、私の同期の江崎孝議員と徳永エリ議員が登壇します。応援宜しくお願いします!

情報労連「スキルアップコース研修」で講演!

1月25日(土)、都内で開催された情報労連中央本部主催「2013年度スキルアップコース研修」に参加して、約1時間、「雇用・労働法制の現状と課題」というテーマで講演させていただきました。

セミナーには、情報労連の加盟組織から、多くの皆さんが参加しておられました。北海道の方も、そして沖縄の方もおられたので、本当に全国各地からの参加ですね。

私の講演は、まず、今の日本の雇用情勢や労働問題を分析した上で、本来採るべき政策を提示。その上で、現政権が進めようとしている労働者保護規制の緩和がいかに深刻な問題をはらんでいるかを指摘して、今後の情報労連としての取り組みを要請するという内容でした。

皆さん、最後まで大変熱心に聞いて頂いたので、私もいつも以上に熱を入れてお話ししました!

この日のセミナーでは、情報労連本部の役員の皆さんが経営側に扮して、模擬交渉も行ったそうです。参加者の皆さんからは、「早速これからの春闘交渉で今日の成果を生かしたい!」との声も。これからいよいよ2014春闘が本格化していきますね。皆さん、ぜひ頑張って下さい。そして、労働者保護法制の改悪を許さないためにも、政治活動の方もぜひ積極的に宜しくお願いします!

第186通常国会がスタート

1月24日(金)、第186通常国会がスタートしました。150日間、6月22日(日)までの会期です。

初日のハイライトは、安倍総理の施政方針演説をはじめとする政府四演説。テレビでご覧になった方、ニュースなどの報道で概要をお聞きになった方など、さまざまだと思いますが、現政権がどのような考えで国政を運営しようとしているのかを知るカギにもなりますので、ぜひ時間を見つけて全文を読んでみて下さい。

では、私の、安倍総理の施政方針演説の評価はと言うと・・・

「都合のいいこと、景気のいいことだけを羅列した、空疎なバブル高揚演説」

とでも称したい感じの内容だった、と言わざるを得ません。まあ、安倍総理の国会演説はいつもこうだと言ってしまえばそれまでなのですが、現政権のやっていることは全て何の問題もなく成功しているし、これからも成功するんだという自己主張の羅列です。そして、去年から今年にかけて現れてきた経済や社会のいい兆候は、全て、アベノミクスをはじめとする安倍政権の実績なんだとも・・・。自己陶酔型演説とも言えるかも知れませんね。

本来、総理大臣の施政方針演説は、今の日本の政治、経済、社会の現状を冷静に分析した上で、これまでの政策の功罪、その効果の光と影、上手くいっている部分といっていない部分などを客観的に評価し、そして今年1年間の重点として何が優先課題なのか、どういう目標をいかに実現していくのかを国会、そして国民に説明するべきだと思うのです。その観点では、とてもいい点数はあげられない内容でした。

「やればできる、やればできる」と何度も繰り返していましたが、これは安倍総理のめざす「自助」の社会を表現したものなのでしょうか。「この道しかない」というのは、「異次元の金融緩和でお金をジャブジャブ流し続け、旧来型の公共事業をさらに拡大し、労働者保護規制の緩和を前提とした企業が世界一活動しやすい国づくりを進めるしかない」ということなのでしょうか?

違いますか、安倍総理?


(通常国会初日、最初の民主党参議院議員総会)

今国会では、安倍総理が執念を燃やしている「集団的自衛権の容認」が本当に議論の俎上に上がるかどうかが一つの大きなポイントになると思いますが、それ以外にも、「労働者派遣法や労働契約法の改悪など、労働者保護規制の緩和」「介護保険法の改悪など社会保障の切り下げ」「原発即時再推進を含むエネルギー政策の見直し」「教育の民営化やエリート育成教育の推進」など、働く仲間の皆さんや、退職者・高齢者世代の皆さん、そして一般生活者の皆さんに深刻な影響を与えかねない政策が議論される予定であり、大変重要な通常国会になると思います。

政権与党が衆参両院で圧倒的な数の力を持つ中で、非常に厳しい対応になるとは思いますが、皆さんのご期待とご声援に応えるべく、しっかり頑張って行きます。どうか温かいご支援を宜しくお願いします!

米国の大学生たちを国会で受け入れ

1月24日(金)、本会議の合間に、米国ランドルフ・メイコン・カレッジの学生たちと懇談しました。

学生たちは、担当教授とともに日本の政治を勉強するために国会訪問を希望。関係者を通じて、私の同僚である斉藤嘉隆参議院議員の所に受け入れ要請があったのですが、問題は「通訳がいないので、英語で質疑をさせて欲しい」との条件。斉藤議員から私の所に「手伝って」と要請があり、私も喜んで応対させていただいた次第です。

学生たちは、日頃から日本政治についてよく勉強しているようで、日本の今の政治情勢やら重要課題をよく分かった上での質問が次々と出されました。「安倍総理の右傾化を国民はどう思っているのか?」「原発政策はどちらの方へ進むのか?高レベル廃棄物の処理は可能なのか?」「人口減少への対応として、移民を拡大する政策は採りうるのか?」などなど。私たちも感心しながら、一つ一つ丁寧に質問に答えていきました。

最後に、私が「実は私は、アラバマ大学で政治学の修士号をとったんですよ」と言うと、引率の先生が「あら、今シーズン、私の出身大学がアメリカンフットボールでアラバマ大学に勝ったのよ」と・・・。すかさずアメリカンフットボールの話題になるところが、とってもアメリカ人らしいところでした(笑)

情報労連・福島県協の新年交歓会に参加!

今日(1月23日)、金沢からいったん東京に戻り、議員会館でいくつか会合をこなした後、新幹線で福島へ向かって、情報労連福島県協&NTT労組福島県グループ連絡会共催の「2014新春交歓会」に参加させていただきました。

冒頭、主催者を代表して須藤・情報労連議長がご挨拶。続いての来賓挨拶で、私も組織内国会議員を代表して挨拶させていただきました。今年の決意として色々と申し上げたいことがありましたが、特に大事な課題ということで次の三点に絞ってお話しました:(1)東日本大震災被災地の復興、とりわけ福島の復興を着実に推進すること、(2)労働・雇用法制の規制緩和や、社会保障の切り下げを許さないためにも、働く者、生活者のための政治をしっかり立て直していくこと、そして(3)国民の豊かな生活や日本の経済成長、そして被災地の復興をささえる情報通信(ICT)の発展を進めて行くこと、です。

会場には、金子恵美・前参議院議員、そして高橋秀樹・前福島県会議員(組織内)も来ておられて、今日の記念に須藤議長を交えて4人で写真をパチリ。実は、私と金子さん、高橋さんの三人は、同じ歳(48歳!)の仲間なのです。来年春の統一自治体選挙で捲土重来を期す高橋秀樹さんをみんなで応援していくことを約束して、固い握手で締めくくりました!

情報労連・石川県協「新春セミナー」で講演・・・なんと2時間!

1月22日(水)、前日講演を行った長崎から、羽田経由で小松へ飛び、そのまま金沢へ。市内で開催された情報労連石川県協&NTT労組石川グループ連絡会共催の「新春セミナー」に参加して、講演させていただきました。

この日いただいた持ち時間は、なんと、2時間! そしていただいたお題も、「児童労働問題」「国際労働運動」「情報通信政策」「労働・雇用政策」など、盛りだくさん。せっかくなので、全てにしっかりお応えしようと準備も万端。結局、1時間50分、弾丸トークで講演させていただきました!

いや、それにしても、会場に来て頂いた皆さん、よくぞ2時間も講演にお付き合いをいただきました。1時間を過ぎた辺りで会場から座布団が飛んでくるかと思った(笑)のですが、皆さん、最後まで本当に熱心に耳を傾けて下さいました。ありがとうございました。

しかし、2時間も時間があったにも関わらず、質疑応答の時間がほとんどなくなってしまい、かつ皆さん疲れ果ててしまったのか、質問はゼロ(涙) う〜ん、この辺はまた反省点ですが、2時間の枠と全てのテーマをしっかりこなしたことでご勘弁下さい。

さて、講演終了後、引き続き、新春の集いにも参加をさせていただいて、そちらでもひと言、お集まりの皆さんにご挨拶をさせていただきました。

そして、この新春の集いでは、情報労連の若手組合員の組織である「ACTY」のメンバーが大活躍。司会進行から、余興のビンゴ大会の進行まで、運営の全てを完璧に取り仕切って素晴らしい会を提供してくれました。

で、私も新春の集い終了後、ACTYメンバーの反省会に顔を出させて頂いて、メンバーと色々な課題について意見交換。「ぜひ今度、ACTYで国会見学会を!」と提案すると、皆さん「ぜひ!」と。近い将来に実現することを期待しましょう!

そして、一晩明けた今日の午前中は、金沢市内の情報労連加盟組合を中心に、挨拶回りをさせていただきました。久し振りの石川県訪問でしたが、学習会から新春の集い、ACTYとの交流、そして挨拶回りと、本当に盛りだくさんの行動内容でした。お世話になった情報労連石川県協、そしてNTT労組石川グル連の皆さん、本当にありがとうございました!