9月27日(火)朝、標記会議が開催され石橋議員も出席し、昨日国会に提出された「平成28年度第2次補正予算案」について財務省から説明を受けました。出席議員からは、リニア中央新幹線の全線開業前倒しに1兆5000億円もの財政投融資が支出される妥当性をはじめ、ほとんどが国民の借金となる国債で賄われた今回の補正予算案の事業内容について多くの疑問が出されました。

引き続き、日銀から9月21日に決定された「量的・質的金融緩和」導入以降の経済・物価動向と政策効果についての総括的な検証について説明を受けました。今まで長期金利は中央銀行ではコントロールできないと説明してきたのに、これからは従来のマネタリーベース増加額目標にかえて、短期政策金利と長期金利操作目標を決定することで2%の物価安定目標をできるだけ早期に実現できるとの根拠のない説明ぶりに、戦前の大本営発表みたいなことはやめて、これ以上の金融緩和から早期に政策転換すべきだとの厳しい指摘が相次ぎました。  (報告者:田中秘書)