3月9日(水)午後、民主・維新 外交防衛部門会議と民主党国際局の共催で、米国先端政策研究所(CAP)上級研究員で元在日米国商工会議所会頭のグレン・S・フクシマ氏による標記講演会が開催されました。
米国先端政策研究所は、アメリカ民主党系のシンクタンクですが、現在行われている米国大統領選挙について民主党の予備選だけではなく共和党の予備選も含めて、最新の情勢分析と見通しについてお話いただきました。
また、今後の日米関係について、もはや2国間だけの関係として考えることは現実的ではなく、中国や韓国を中心とした他国の影響を受けるようになっていること、そしてアメリカ国内で比重を増しているAAPI(アジア・太平洋諸島系アメリカ人)が今後アメリカのアジア政策に対してより影響力を強めていくことも必至であることを強調されていました。
出席議員からは、トランプ大統領の可能性について、大統領戦後にTPPはどうなるのか、ヒラリー候補のメール問題はダメージになるのか等の質問が出され、意見交換が活発に行われました。 (報告者 田中秘書)