かねてより、私が事務局長を務める超党派の「電子書籍と出版文化の振興に関する議員連盟」で議論を進めてきた「電子書籍に対応した出版権の創設を図るための著作権法改正案」が、いよいよ来週から、衆議院の文部科学委員会で審議入りすることになりました。これに呼応して、民主党として本法案に対する対応を検討、決定するために、党政策調査会の「文部科学部門会議」での検討論議が今日からスタート。超党派議連の事務局長を務めている関係で、私がその担当主査として、議論の進行ととりまとめ役を務めることとなりました。
初日の今日は、著作権者団体の方々からヒアリング。文芸、美術、写真、漫画など、各分野の著作者の方々を代表する組織の皆さんから、それぞれの立場で改正案に対する意見を聴かせていただきました。
ご意見の具体的な中身はここで明らかにすることは出来ませんが、概ね、改正案の内容には満足をされつつも、細かい点での懸念点は少なくない、という感じでした。今後、今日いただいたご意見を踏まえて、民主党としての考えをまとめていきたいと思います。
なお、明日は朝8時からの文部科学部門会議(定例)で、出版業界の代表者をお招きして第2回目のヒアリングを行います。今後の検討の模様にぜひご注目下さい。