12月7日(月)午後、石橋議員が事務局長をつとめる超党派「非正規雇用対策議連」の尾辻会長ほかメンバー衆参国会議員12名で、馳 浩 文部科学大臣に対して、「平成28年度予算概算要求及び税制改正要望に向けた緊急提言」の申し入れを行いました。
この提言は、8月6日に塩崎厚生労働大臣に対して申し入れた内容と同じものですが、10月の当議連第4回総会の場で、出席議員から非正規雇用労働者に対する支援策を拡充・新設する項目の中で、「給付型奨学金の創設及び無利子型奨学金の拡充」は緊急性が高いので、議連として直接 制度を所管する馳 文科大臣にも申し入れを行うべきとの意見が多く出されたため、本日 実現したものです。
馳 大臣の方からは、「学卒全員正社員就職の実現」という議連の問題認識は、私も共有できるので、この提言に書かれている非正規雇用労働者でかつ奨学金返済困窮者に対する緊急支援策、具体的には①奨学金利子の減免措置 ②返済の充当順位の変更(元本優先返済) ③所得連動型返済への切り替え に関してまずは取り組んでいきたい。そのうえで、給付型奨学金の創設および無利子型奨学金の拡充について財務省とも協議しながら制度の検討を深めていきたいとのことでした。
当議連としても、引き続きこの問題についてフォローしていくことになりました。 (報告者 田中秘書)