6月13日(金)午後、私が呼びかけ人の1人として運営している「教育のICT利活用促進をめざす超党派国会議員政策勉強会」が今年第1回目の勉強会を開催しました。
会合には、議員メンバーの他、5月に立ち上げた「有識者アドバイザー」グループの皆さんにも多数、ご参加をいただきました。いや、この有識者アドバイザーグループの顔ぶれが凄いんです。ご覧下さい!
- 赤堀侃司 一般社団法人日本教育工学振興会会長
- 新井健一 ベネッセコーポレーション ベネッセ教育総合研究所理事長
- 石戸奈々子 デジタルえほん代表取締役社長、NPO法人CANVAS理事長
- 梅嶋真樹 日本論理コミュニケーション技術振興センター代表
- 角谷浩一 政治ジャーナリスト / 株式会社ドワンゴ顧問
- 陰山英男 立命館大学教育開発推進機構教授
- 國領二郎 慶應義塾大学常任理事
- 中村伊知哉 慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授 / デジタル教科書教材協議会(DiTT)副会長
- 西田文比古 NTTラーニングシステム株式会社教育ICT推進部長
- 堀田龍也 東北大学大学院情報科学研究科教授
- 森下耕治 光村図書出版株式会社 企画開発本部 開発部長
- 山田肇 東洋大学大学院経済学研究科長・経済学部教授
- 龍治玲奈 日本マイクロソフト株式会社法務政策企画統括本部政策企画本部渉外・社会貢献課長
【顧 問】
- 小宮山宏 三菱総合研究所理事長
- 夏野剛 慶應義塾大学政策・メディア研究科特別招聘教授
- 西川太一郎 荒川区長
- 古川康 佐賀県知事
スゴいでしょ? 今後、われわれ議員勉強会の活動に大所高所からアドバイスをいただきながら、内外への発信を協力してやっていきたいと思っています。
さて、この日の勉強会では、文部科学省・総務省の担当部局より、今年度の教育のICT関連事業の内容と、それを受けて来年度以降、どのような項目について焦点を当てて具体案を検討していくかについてヒアリングを受け、出席した有識者の皆さんと意見交換を行いました。今年度は、ICT教育分野の予算が、昨年秋に行われた行政事業レビューの結果、厳しい予算査定を受けて減額になってしまったのですが、その反省も踏まえ、今後、何のために教育のICT化が必要なのか、もっと理論武装して世論喚起をしていくべきとのご意見が多くありました。
そして、過疎化や少子化が進行し、地域で学校の統廃合などが進む中で、どの地域の子どもたちも質の高い教育を受けられることを確保するためにも、ICTは決定的な解決力を持っていること、また、グローバル化が進む世界の中で、子どもたちに新たな次代を生き抜く力を養ってもらうためにも有効な解決策となることなど、ご提言を頂きました。
今後、この勉強会としても、優先課題を整理した上で、具体的なアクションにつなげていけるよう、精力的に取り組んでいきたいと思います。