秘書の田中です。国立社会保障・人口問題研究所の阿部部長より、「貧困の現状と必要な対策について」ご講演頂きました。平成25年国民生活基礎調査を受けて以下のような政策提言をいただきました。
1)解明されていない貧困の実態
①子どもの貧困率が上昇し続ける理由(2012年で16.3%)
②ひとり親世帯の貧困率の悪化(2009→2012年)の理由
③20ー24歳の貧困率が高いのに対し、25−29歳では低くなる理由
④最貧層と貧困層の違い
⑤高齢期(特に女性)の貧困の現状
2)「期待」される生活の中身
①最低限の生活ラインはどこか
②潤沢な再分配や早期の労働条件の改善が期待できない中、「家計」の中で圧縮できるところはあるか
③人々の「安心」を育む政策は何か