2月16日(火)午前に、石橋議員もメンバーになっている標記議連の総会が開催され、「原発事故被害者団体連絡会」(略称「ひだんれん」)の皆さんとの意見交換が行われました。「ひだんれん」とは、福島第一原発事故による損害の賠償や責任の明確化を求めて訴訟などを起こした被災者団体が結成した全国組織で、昨年5月に設立され現在21団体・約2万5千人が参加しています。今回、福島原発事故から5年が経過しようとするなかで、「ひだんれん」としての緊急要求をとりまとめられました。とりわけ、避難指示区域外避難者に対する住宅の無償提供が来年の3月に打ち切られることについて撤回を求める強い要望が出されました。出席議員からも、そもそも自然災害を前提とした災害救助法の枠組みで対処しているのが問題で、放射能汚染という長期にわたる原子力災害に対応するには新たな立法措置を行って国の責任で対処すべきで、安倍内閣に対して当議連としても早急に申し入れを行うことを確認しました。 (報告者 田中秘書)