今日の午後、超党派議員が加盟する「沖縄等米軍基地問題議員懇談会」の今年度第1回勉強会が開催され、特別ゲストとして稲嶺進名護市長に講演をいただきました。

いや、私もこんなにも大勢の皆さんが参加するとは予想もしていなかったので、まず会場に入るなり、300人規模の座席がほぼ満杯だったことに驚かされました。外部から大勢の方々が参加されていたのですが、やはり、それだけ関心が高いテーマなのです。

そして、演題に立った稲嶺市長は、まず先般の名護市長選挙に際する全国からの熱い支援に対して御礼の言葉を述べたあと、選挙戦の状況と、その裏側で起こっていた様々な動きについて説明。「今回の選挙は、対立候補との戦いといううよりは、対自民党、そして対政府との戦いであった」と、非常に大きな「権力」との戦いであり、その戦いに沖縄の民意が勝利したことの大きさは計り知れないことを強調されていました。

そして、本当に戦いはこれからであることも強調して、名護市民の声、沖縄県民の声、そして応援してくれる全国の国民の声を背景に、あらゆる手を尽くして辺野古の新基地建設に反対していく決意を述べられました。

実際、このタイミングで、稲嶺市長のお話を直接聞けたことは大きな収穫でした。私たちも引き続き、普天間基地の早期返還と、辺野古の新基地建設撤回を求め、有志議員が連携して取り組みを進めていきます。

4 thoughts on “稲嶺進名護市長をお招きしての懇談会

  1. Unknown
    >私たちも引き続き、普天間基地の早期返還と、辺野古の新基地建設撤回を求め・・

    言葉が軽すぎませんか?民主党は鳩山元首相の発言を撤回し、日米合意に基づき辺野古移設に取り組んだのではないの?その時は、党派を超えた協力をお願いしてましたが・・本来なら今回の市長選は移設容認派を党をあげて応援するのが一貫性のある姿勢でないですか?

    大体、普天間の早期返還と辺野古移設撤回は矛盾してないですか?撤回して、その先どうするの?県外?それとも日米同盟破棄?何のビジョンも無いのに、またまた言葉遊びですか?無責任です。もう国民は騙されませんよ。

    知事の決断により、ようやく基地問題が進みだしたのに、また元に戻す気ですか?ついこの前まで政権を担って推し進めていた重要政策ですよ。当時の野田総理のご努力をもう忘れたのですか?離党されなかったということは、有志の皆様も当然、移設に賛成していたはずです。
    沖縄県民の負担はもちろん、日本の安全保障に関わる事で、朝令暮改するような種類の話ではないです。

  2. 辺野古
    辺野古移設に反対するのならば、代償として米国が満足する経済的(商業的)交換条件を提示するしか現実的には方法は無いのではないでしょうか?

    当方の持論である沖縄を東アジアの経済センタにする上で、米国のグローバル企業に思い切ったインセンティブを与える、あるいは那覇空港の滑走路を2本にして有事の場合に米軍に優先権を与えるとか。。。建前論のみで話を進めても何も起こらないと思います。

  3. 追加
    度々すいません。どうしても気になったので再コメントさせていただきます。

    >私たちも引き続き、普天間基地の早期返還と、辺野古の新基地建設撤回を求め、有志議員が連携して取り組みを進めていきます

    1.「取り組み」ということは、考えていただけでなく、行動してきたと言えます。では、いつから取り組みを進めていたのですか?つまり「引き続き・・」の起点はいつでしょうか?

    2.「私たち」とは、何人くらいの民主党国会議員をさすのでしょう?

    言葉尻をとらえての質問ですいません。安全保障、とりわけ他国との合意・取り決めは政権が代わろうが、継続していかないと国家として体をなしません。
    私は日米の信頼関係構築に尽力された野田元総理を支持していましたので、どうしても気になります。

  4. Unknown
    お忙しい中、恐縮です。
    2/14・16にコメント(質問)した山根です。

    石橋様には返信する義務はないのは承知しています。ただ、他のコメントには丁寧に返信されているので、是非後学のためご意見をお聞かせ願えたら幸いです。
    *なお、これはお願いですので、掲載不要です。

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