すでに事務所便りでお伝えした通り、明日、6月10日(火曜日)の参議院文教科学委員会で質問に立ちます。議題は、この間、審議を続けてきている「地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部改正案(以下、地教行法改正案)」です。
すでに、5月23日(金曜日)の参議院本会議での代表質問、5月27日(火曜日)の文教科学委員会での質疑と、2度に渡って本法案に関する質疑を行ってきました。また、この間、中央公聴会、地方公聴会(愛知、静岡)と現場教育関係者、有識者の皆さんから本法案についてのご意見を伺う機会をいただきました。
(6月5日に名古屋と静岡で行われた地方公聴会の様子)
これらの審議を通じて、あらためて今回の法案の問題点や、教育委員会制度改革の課題が明らかになってきたと思います。要は、今回の政府案には、評価出来る部分も含まれている一方で、教育現場での課題に本当に対応できる内容になっているかどうかというと、大いに疑問を持たざるを得ないということです。そして、運用のされかた如何では、むしろ、地方教育行政の現場に無用の混乱を生じさせかねないという懸念が拭い切れません。
明日は、その辺の課題を中心に政府の考えを質しながら、できるだけいい運用がなされるような形で問題提起をしていきたいと思います。応援宜しくお願いします!